分かりやすく解説します

■蒸気式殺菌槽 HC‑PSB型とは?

蒸気式殺菌槽 HC‑PSB型は、「缶詰・びん詰めを、蒸気挿入して沸騰させた湯槽内で100℃以下の加熱殺菌(湯せん)する装置」です(100℃以上には上がりません)
100℃超の高温・高圧殺菌を必要としない食品のみに使用可能で、風味や食感を守りたい食品に向いています。
自動温度調節装置を備えているため、初心者でも一定の殺菌温度管理が出来、扱いやすいのが特徴です。


こんな方におすすめ

• 食品加工を学ぶ学生・研修生: 湯せん殺菌の基礎を安全に学べます
• ジャム・シロップ・瓶詰加工を行う小規模工場: 風味を守りながら確実に100℃以下条件の殺菌が可能です
• 地域加工所・道の駅の加工室: 地元食材の瓶詰商品づくりに最適。殺菌工程を自動で温度管理し、作業を効率化出来ます
• 教育機関の指導者: 低温殺菌の実習教材として扱いやすい
• 研究室・試験場: 温度管理がしやすく、条件比較に向いています


活用シーン・導入事例

• ジャム・ソース・シロップを製造・瓶詰殺菌する現場
• 学校での「瓶詰加工実習」
• 地域特産品等の小ロット製造
• 研究機関等での殺菌条件の検証
• 加工所等での、新商品開発ライン
•小規模加工所。100Lから300Lまで、生産量に合わせたサイズ選びが可能


現場責任者にご注目ただきたいポイント

・100℃未満の湯せん殺菌専用(100℃以上には上がりません):高温殺菌(レトルト殺菌)は出来ません。風味保持・品質重視の瓶詰に最適。
・自動温度調節装置付きで管理が容易:温度を自動調整する機能が付いているため、常に一定の温度で安定した殺菌が可能。 温度の安定性が高く、教育現場や初心者にも扱いやすい。
・別途ボイラー(蒸気供給)必要: 設置前に蒸気ラインの有無を確認する必要がある。
・設置環境の要件:上部給排換気設備、耐熱・耐水の床壁環境、給排水、アンカー固定( 衛生管理と安全性の両立が重要)
・衛生的な構造: 食品に触れる主要な部分はステンレス(SUS-304)製で、清掃がしやすく衛生的です 。
・カゴ装置の利便性: 槽内に製品をまとめて出し入れできる専用のカゴがあり、作業の負担を軽減します 。


導入のメリット

• ボイラーの供給蒸気を利用するシンプルな構造で、メンテナンスもしやすい。
• 食品の風味・色・食感を守りながら殺菌できる
• 自動温度調整装置で失敗しにくい
• 瓶詰・缶詰の低温殺菌に特化した構造
• 教育現場・小規模工場にちょうど良いサイズ感
• 100L/200L/300Lの容量バリエーションで用途に合わせやすい
• ステンレス製(接液部)なので衛生的


留意点・注意点

• 100℃以上には上がらないため、高温殺菌が必要な食品には不向き
• ボイラーが必須(蒸気供給が必要)
• 設置環境として、給排換気設備や耐熱・耐水の床壁環境、アンカー固定が必要
• あくまで「100℃未満の殺菌(低温殺菌)」のため、中身の食品によっては、冷蔵保存が必要になる場合がある(常温長期保存には不向きな場合もあることを認識)
• 自記温度計(温度の記録装置)はオプション(必要に応じて追加)


よくある質問(Q&A)

Q1. ジャムやシロップの瓶詰の低温殺菌(100℃未満)に使えますか?
A1. はい。風味を守りながら殺菌できるため最適です。

Q2. 100℃以上の殺菌はできますか?
A.2 できません。100℃以上には上がらない構造です。

Q3. 初心者でも扱えますか?
A3. はい。自動温度調節装置があるため、温度管理が容易です。

Q4. 設置に必要な設備は?
A4. ボイラー(蒸気供給)、給水、給排換気設備、耐熱・耐水の床壁環境、アンカー固定が必要です。

Q5. 缶詰にも使えますか?
A5. はい。ただし低温殺菌が適した食品に限るため、内容物の特性に応じて判断が必要です。

Q6. 家庭用の電源で動きますか?
A6. 温度を制御するための電気として「単相100V」を使用します。一般的なコンセントで動作しますが、別途ボイラー(蒸気)の準備を忘れないようにしてください 。

Q7. 殺菌温度記録計は付けられますか?
A7. はい、オプションとなりますが自記温度計(温度の記録装置)の取り付けが可能です 。

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