分かりやすく解説します

1段式パルパー HC‑P型とは?

果実・農産物・一般食品を「裏ごし(固形と液体を分けて滑らかで高品質にする工程)」するための機械です。
比較的やわらかい食材を対象として、スクリーン内部のブラシを高速で回転させて、スクリーン(網目)に押し当てて、なめらかな状態にするベストセラー機です。
衛生的なステンレス製。
キャスター付きで移動も容易です。


こんな方におすすめ

• 小規模〜中規模の食品加工所
• 農産加工の6次産業化を検討している方
• ジャム・ピューレ・スープ・ペーストなどを少量から中量製造したい方
• 食材の裏ごしを安定した品質で効率化し、スタッフの負担を減らしたい現場
• まずは「粗ごし(一般的に1.5mmФ)」中心で、必要に応じて仕上げごしも行いたい方


活用シーン・導入事例

• 農産物直売所・加工所・菓子工房:規模を抑えつつ高品質な裏ごしを実現
 (完熟野菜(トマト)を裏ごしして、濃厚な(トマト)ソースやピューレ・ケチャップを作る
• ジャム製造:果実から種や繊維を取り除き、口当たりの良いジャムを作る。
• 学校・福祉施設の加工室:衛生的で扱いやすい裏ごし設備として


現場責任者にご注目ただきたいポイント

•スクリーン(穴径)の選択が製品品質を左右する
• 1.5mmΦ:粗ごし・荒破砕向け
• 0.5mmΦ:より細かい仕上げごし
• スクリーンの交換で出来上がり・食感を使い分けられる:
• 粗ごし後にスクリーンを交換し、スクリーンを付け替えて再度仕上げごしを再処理する運用が可能

• 特注スクリーンで製品差別化:
 1.0mmФ、2.0mmФ、3.0mmФなどの特注も可能で、交換すると食感の差別化が図れる

• 投入食材は「前処理」が必須:
• 生のまま・硬いままでは処理できない
• 破砕・加熱・煮崩しなどで柔らかくしてから投入
(前処理前の食材・粘度の強い食材を投入してしまうと上手く処理できず故障につながる)

• 衛生的な設計: 標準仕様は「接液部(食材が流れる部分)ステンレス(SUS304)製」で錆(サビ)に強い。
 特注仕様で「オールステンレス製仕様」にすることも可能。
• 移動のしやすさ: 足元にキャスターが付いているため、掃除の際や使わない時の移動もスムーズです 。


導入のメリット

• 扱いやすく、初めての加工でも失敗しにくい
• 食材の裏ごしを短時間で均一品質に
• ステンレス製で衛生的、清掃しやすい
• キャスター付きで作業動線に合わせて移動可能
• スクリーン交換で多様な食感づくりに対応
• 2段式(HC‑PF)よりも導入コストを抑えられる


留意点・注意点

• スクリーンを外した状態で絶対に運転しない
(スクリーンを外した状態で作動させるのは絶対に止めて下さい)
• 投入物は前処理が必要:
(生の食材をそのまま入れるのではなく、あらかじめ「煮る」または「細かく砕く」といった柔らかくする工程が必要です )

• 硬い種子・芯・フシ・強酸性素材はスクリーン破損の原因
(硬い種子・フシ・芯等…強酸性の素材はスクリーンが破損することがあるので投入しないで下さい)
• 粘度が高すぎる食材は不可
(粘度の強い食材は出来ませんので投入しないで下さい)


よくある質問(Q&A)

Q1. 1.5mmФスクリーンと0.5mmФスクリーン、どちらを選べばいい?
A1. 「食材の状態」「仕上がりの食感」「搾汁率・歩留まり・作業効率」
  これらを総合して決めます。

Q2. 粗ごしと仕上げごしを両方やりたい場合は?
A2. 別売りの網(スクリーン)をもう1種類購入し、付け替えて2回通すことで、
「粗ごし(1.5mmФ) → (スクリーンを交換して)仕上げごし(0.5mmФ)」、という2段階処理が可能です。

Q3. 2段式(HC‑PF)との違いは?
A3. HC‑Pは1段式で、1種類のスクリーンを選択。
  HC‑PFは上段1.5mmФ+下段0.5mmФの2段構造で、粗ごし~仕上げごしを連続処理できます。

Q4. 生のままの食材は投入できますか?
A4. できません。破砕・加熱などの前処理が必要です。

Q5. 特注スクリーンはありますか?
A5. 1.0mmФ、2.0mmФ、3.0mmФなどが対応可能です。

お問い合わせはこちらをクリック   資料請求はこちらをクリック